Raspberry Pi でNXBT を実行してSwitch を自動操作してみた
要約 Bluetooth コントローラをエミュレートすることでPC からNintendo Switch の操作が可能です いくつかOSS が公開されていますがSwitch のバージョンアップに追従する必要があるらしく、2022年12月現在はNXBT というソフトウェアで動作に成功しました GitHub https://github.com/Brikwerk/nxbt Bluetooth は内蔵のものではなく外付けのUSB ドングルを使用します MAC アドレスの先頭をNintendo 製品レンジの 94:58:CB: に変更しておく必要があります Raspberry Pi でも動作したためここに備忘録として残します Raspberry Pi のセットアップ 本体初期設定は本題ではないため飛ばします pip の最新かとBT 周りのutility のインストール sudo apt update sudo apt install -y python3-pip sudo apt install -y git sudo apt install -y python3-dbus sudo apt install -y libhidapi-hidraw0 sudo apt install -y libbluetooth-dev sudo apt install -y bluez 参考: joycontrol-pluginloaderの紹介ブログ ※ 私の環境ではpluginloader は動作しませんでした Bluetooth モジュールのMAC アドレスを変更する Raspberry Pi に外付けBluetooth ドングルを接続 今回は家に転がっていたこちらを使用しました(一発で動いたため相性問題があるかどうかは不明) Buffalo Bluetooth トランスミッター・レシーバー Nintendo Switch にコントローラとして認識されるために、 MAC アドレスの先頭をNintendo 製品のMAC アドレスレンジに合わせて 94:58:CB: に書き換えておく必要があるそうです MACアドレスレンジについてのissue (気持ちの問題ですが)変更前の値を確認 hciconfig 下記コマンドを実行してMAC アドレスを書き換え sudo bccmd psset -s 0 bdaddr 0x44 0x00 0x66 0x55 0xCB 0x00 0x58 0x94 sudo bccmd warmreset sudo systemctl restart bluetooth....