「ニンテンドー3DSソフトおよびWii Uソフトのオンラインプレイサービスに関する終了時期のお知らせ」を更新しました。
— 任天堂サポート (@nintendo_cs) January 24, 2024
オンラインプレイサービスは【2024年4月9日(火)午前9時】に終了いたします。 https://t.co/InXer8JdQ1 pic.twitter.com/Kqo53NtzKB
うわあああこの村が沈むなんて認めない!!断固反対断固反対!!!!
ジェントルマンのヨネは はんどうによる ダメージを うけた
というわけで夕凪さん主催のわるあがき3on3大会に参加しました
イラストがとてもかわいい
大会ルール
ポケモンの数は3匹
「わるあがき」以外の技の使用が禁止されていて、持ち物はとつげきチョッキのみ重複が許可されています(ルールの詳細は大会ページ参照)
3対3なので交代もできず、技選択画面に入れないため MOVE もできません
初手から能動的にわるあがきするためには以下どちらかの条件を満たす必要があります
- とつげきチョッキを持っていて変化技しか覚えていない
- きのみを食べていなくてゲップしか覚えていない
下馬評
大会が予告された直後から twitter ではアイスボディジュゴンが有力と噂になっていました
アイスボディ+食べ残しで毎ターン回復しながら霰のスリップダメージで相手の体力を削る通称無限トド戦法は確かに効率が良さそうです
ちなみに回復特性持ちのゲップポケモン(?)としては乾燥肌ドクロッグも居ますね
ここで対抗馬として注目されたのがノーてんきベロベルトです
ベロベルト一匹で天候戦術を機能停止できるため強力なメタになります
わるあがきするだけのバカゲーと思いきや奥が深いですね
また、毒手ドクロッグも注目を浴びていました
わるあがきは接触技なので毎ターン相手を毒状態にするチャンスがあります
そしてもう一つ触れるべきはルール破壊のケッキングでしょう
非ゲップポケモン(?)ながら、高い耐久と特性なまけにより自傷ダメージを遅らせて粘り勝ちを狙うことができます
素の攻撃力が高いのもわるあがきで与えるダメージが稼げるため噛み合っていますね
作戦
さて、では私はどの戦術で行きましょうか
お互いに何の工夫もせず正面から殴り合った場合、毎ターン自傷ダメージで体力が 1/4 ずつ減っていくため、4 ターンで決着がつきます
厳密には体力が4の倍数でなく、奇跡的に一度も被弾しなければ端数分体力が残りますが・・・ややこしくなるので一旦忘れましょう
したがって、作戦としては2-3ターンで相手を削り切るか4ターンしのいで粘り勝ちするかの大きく2つに分類できます
削りプラン
3 ターンで安定して 1/4 以上のダメージを与え、運が良ければ 2 ターンで 1/2 ダメージを与えられれば作戦成功です
わるあがきは無属性威力 50 という物足りない威力なので、特性や持ち物を用いて定常的にダメージを稼ぐことになります
主なダメージ源はこのあたり
- ゴツゴツメット 1/6
- てつのトゲ・さめはだ 1/8
- 毒・火傷 1/8
- 砂嵐・霰 1/16 × 3 体
悪天候はタイプやノーてんきで無効化されやすいため除外すると、このようなパーティが考えられます
ガブリアス
- 特性さめはだで 2 ターン目時点でノルマの 1/4 ダメージをクリア
- A 種族値 130 からのわるあがき 2 発で運が良ければもう 1/4 を削って 2 ターンで相手を落とすことに期待
ナットレイ
- 同様に特性てつのトゲにより 2 ターン目時点でノルマの 1/4 ダメージをクリア
- S 種族値が極端に低いため最終盤に生き残って相手が先に自滅する展開に期待
- 2 発で残りの 1/4 を削れるかは怪しいか
カビゴン
- ゴツメを持てるゲップポケモン(?)で高攻撃高耐久低素早さとこのルールに適正がある
- おまけ程度の免疫で毒手対策にもなるといいなあ
粘りプラン
次に粘り勝ちする作戦を考えてみます
姑息ですがわるあがきという低威力技を打ち合うゲームでは十分狙える勝ち筋です
主な延命手段はこのあたりでしょうか
- なまけ 1/8 ※
- 食べ残し・黒いヘドロ 1/16
- アイスボディ・あめうけざら・乾燥肌 1/16
特性なまけは自傷ダメージを受ける回数が半減するため、“ならせば"実質毎ターン 1/8 回復していると概算できます
1/16 回復するアイテムや特性は組み合わせないと、相手が「削りプラン」で来た場合に赤字になってしまい 5 ターン目まで持たないのが不安です
一方で、特性なまけは削りプランの天敵とも言える特性で、ゴツメ・てつのトゲ・さめはだへの接触回数も減らせるため粘り勝ちが現実味を帯びます
しかし特性なまけで固めた場合は、4ターン目までにそれぞれ2回しか攻撃しないのが少し不安です
たまたま被弾しない相手がいると先ほど忘れることにした端数の差で 5 ターン目に突入するリスクがあります
そのため、ケッキング・アイアント・ナマケロというなまけトリオで組むよりも、一体をゴツメゲップポケモン(?)に変えて相手の被弾率を上げたほうが勝率が高いでしょう
(ナマケロの方がウケそうですけどね)
因みにわるあがきという技は必中技なので、例えば特性はりきりで技を外して自傷回避することはできません
他、能動的にメロメロや混乱になる方法もないのでこれ以上わるあがきを回避するためにわるあがきするのは辞めましょう(?)
6世代に破壊の遺伝子が存在すれば採用候補だったかもしれません
混乱実は食べるとゲップが出てしまいます残念
以上を踏まえてこんなパーティを考えました
ケッキング
- 説明不要ですね
アイアント
- 特性なまけのポケモンはケッキングの他はアイアントとナマケロだけなので必然的にこのポケモンが採用されます
アーボック
- なまけ勢の延命のために威嚇を撒くのが仕事の9割
- あとは相手が無傷で 4 ターンを過ごさないよう、ほんの少しでも相手を触るかゴツメを殴らせれば理論上それ以上の働きは必要ないはずです
ハイブリッドプラン
そりゃあそうだろという感じですが、削りプランと粘りプランのいいとこ取りをし、粘り役が被弾しない上振れを狙うのも有力な戦略です
パターンが多すぎて私はここで考えるのを辞めてしまいましたが、まっすぐ選ぶとこんな並びになるんじゃないかと思います
- さめはだガブリアス 1/8 ダメージ
- ゴツメアーボック 1/6 ダメージ
- なまけケッキング 1/8 延命
下馬評で話題だった無限トド軸もこの戦略を体現していて比較対象になります
一例ですがこんな感じでしょうか?
- チョッキユキノオー 1/16 * 3 ダメージ
- ゴツメパウワウ 1/6 ダメージ + 1/16 延命
- 食べ残しジュゴン 1/8 延命
天候の対策しやすさをどう評価するかが難しいですが、ダメージの割合だけ比較すると無限トドもやれそうに見えますね
アイスボディの回復量が 1/8 なら宇宙でした
結局どうした
紳士は戦いを望まないのでね
私は大人気なく粘り勝ちを狙います
ケッキング!アイアント!アーボック!君に決めた!
育成
出場ポケモンは3匹で、S 以外厳選する意味もほとんどないので育成は楽勝ですね!
って思ったらアーボ持ってねーじゃん
アーボってどこにいるんだ・・・?
X の群れバトル限定・・・だと・・・? まあいいかサクッと捕まえてきましょ
ぷうーん(甘い香りの音)
うわっマダツボミだ!
ぷうーん(甘い香りの音)
うわっマダツボミだ!
場所を変えてみようと移動したら雨が降ってきて甘い香りもできない状態に(くじけてしまって写真撮ってない)
心が折れたので4世代のゲームコーナーのアーボを輸送することにしました
やはりお金で解決できる問題は最高ですね!チャリィィン(ジェントルマン並みの感想)
逃げ惑うアーボをボウガンで撃つのは愉快だなあ
デモ隊完成!
実践
いろいろ考察しましたが本番はAボタンをぽちぽちするだけです
いざいざ本番!トリプル村標準炭酸飲料を開けてっと
ビール飲んでも勝率が変わらない大会 pic.twitter.com/jrddcXX9yo
— ジェントルマンのヨネ (@GentlemanYone) March 2, 2024
一回戦 vs 雪花菜さん 勝ち
- (試合前)
雪花菜さん「紳士は怠けなんて使わないですからね!」
私「怠け?なんのことでしょう」 - 相手の攻撃がゴツメアーボックに集中し3ターンで決着
- こちらは一度もゴツメを触らなかった
二回戦 vs くるとさん 勝ち
- リセットムーブまでもつれ込み7ターンで決着
- 最後はケッキングの同速対決で先手を取られるもぎりぎり攻撃を耐えて勝利
- お互い体力は赤かったのでおそらくゴツメ触った回数差とこちらだけ威嚇が居たのも効いてそうです
迫真のなまけ合戦
三回戦 vs コマツナさん 勝ち
- ゲップポケモン(?)不在、ヒポポタス採用と深い考察の結果たどり着いていそうな砂軸
- 3ターンで相手のヒポポタスとナットレイが落ちて勝ちが確定し相手の降参で決着
- ゴツメ+ケッキングパンチ1発でナットレイの HP 1/4 削れるんですね強いなケッキング
四回戦 vs saki さん 負け
- こちらのケッキング側の端にナットレイ+ゴツメカビゴンが選出され熱い殴り合いに
- てつのトゲ1回+ゴツメ1回+カビゴンパンチ2発でケッキングをきっちり 1/2 削られてやられちゃいましたねー
仲間の分まで健気になまけるアイアント
結果
準優勝・・・!って思ったらあれ?私3位なの?全勝同士で当たったから決勝戦なのかと思ったんですけどスイスドローマジックで3位になったようです
おかしいだろ!!こんな結果認められるか!!納得のいく説明を求める!!
ジェントルマンのヨネは はんどうによる ダメージを うけた
振り返って
やってみて思ったのは想像以上にゴツメゲーというのと、威力50とは言えわるあがき自体のダメージも意外と無視できない威力でした
決勝戦(と私が言い張っている試合)のsakiさん戦ではケッキングがナットレイ+ゴツメカビゴンに対面負けしたので、削りプランも十分やれそうです
次回があれば(ない)削りプランで出てみたいですねー
延長線
やはりどうしても気になったので、両パターン組んで自分同士でデモ戦してみました
実験1
- 粘り軍:ケッキング、アーボック、アイアント
- 削り軍:ガブリアス、カビゴン、ナットレイ
- 結果:粘り軍の3勝0敗
- なるほどガブリアスの A を持ってしても削り切るのは難しいようです
- なーんだ、やっぱり粘りプランが正解だったんですねー
- なまけで接触回数が減ると鮫肌の削りも合わせて減ってしまうのがどうしても厳しいんでしょうね
実験2
- 粘り軍:ケッキング、カビゴン、アイアント
- 削り軍:ガブリアス、アーボック、ナットレイ
- 結果:削り軍の3勝0敗
- ゴツメゲップポケモン(?)の枠を入れ替えてみたら勝敗が逆転しました
- これは結構意外ですね
- なまけによって鮫肌が十分に機能していないため、威嚇の有無による僅かなわるあがきのダメージ差が結果に影響するみたいですね
実験3
- ダブルバトル
- 粘り軍:ケッキング、アイアント
- 削り軍:ガブリアス、ナットレイ
- 結果:削り軍の3勝0敗
- 威嚇が居る方が勝つゲームになってしまったのでルールをダブルバトルに変更し、純粋になまけvs鮫肌で殴り合ってみました
- こうすると削り軍がきっちり削りきって再現性のある勝利を収めるようです
- 面白くなってきましたねー!
最終実験
では本番です
お互いにゴツメゲップポケモン(?)の枠にアーボックを採用したらどちらが勝つのでしょうか?
次回があれば(ない)本番で結果を確かめたいので、ここではあえて実験しないでおきます(二匹目のアーボック育てるのが面倒だった)
この先は君の目で確かめてみてくれ!
みんなもポケモンゲットですよ